日本の5大商社株を世界一の投資家、ウォーレン・バフェットが買い増し、話題になりましたが、その後日経平均がバブル後最高値をとっています。本書では、そもそもバフェットとはどんな人物で、どんな投資をしているのか。長期投資だと言われているが、それは本当なのか? またヘルスケア株などを中心に保有するスタイルというイメージとは異なり、実際にはアップルなどのハイテク株で儲けており、次の日本株のターゲットはどこになるのか? などについて綴ります。日経新聞の編集委員だったベテランの証券ジャーナリストが詳らかにします。
過去からのバークシャー・ハザウェイの保有銘柄報告書を詳細に分析することにより、偉大な投資家であるバフェットの投資傾向を探るという本ですが、本書の前半部分は、分析における計算方法の記載が多く、正直、ここまで紙面を割かなくてもよいのではないかとの印象を持ちました。 しかし、後半の分析結果を述べるところが、本書の真骨頂だと思います。 なんというか、私を含め、個別株投資をしている方にとっては、気が楽になること請け合いです。 私的には、「偉大な投資家であるバフェットでさえこうなのか。だったら、凡人である自分はもっと気楽に株式投資をしてみよう。」と思わされました。 個別株投資で、常にTOPIX等のインデックスに勝とうと思っている方にとって、非常に得るものが多い良書です。
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